 
            
                 
            
美味さのあまり、時の総理大臣が禁食令を破る
                 
            
             
        
             山口県では「2500年以上も前から食されてきた」と伝わるふく料理。山口県では「ふぐ」のことを幸せの「福」に縁起をかついで「ふく」とも呼ぶ。刺身、てっさ、雑炊、白子、ひれ酒など様々な形で親しまれている。
             その昔、多くの武士がふぐの毒にあたったことから、豊臣秀吉が禁食令を発令。明治政府も禁食令を出していたが、1888年に総理大臣の伊藤博文が下関市でふく料理を食した際にその美味しさに感動、山口県でのみ禁食令を解いた。それがきっかけとなり山口県を中心に、ふく食文化が広まっていった。
             下関市には日本で唯一、ふぐを専門に扱う「南風泊市場 (はえどまりしじょう)」があり、全国各地の良質なふぐが集まることから、市内にたくさんのふぐ提供店がある。
        
 
                         
                         
                














