黒豚のしゃぶしゃぶ
かごしま黒豚と野菜で食すしゃぶしゃぶです。鹿児島県はブタの飼育頭数が全国1位。「かごしま黒豚」とは、鹿児島県名産のサツマイモを含んだ飼料で育てられ、県内で生産、肥育、出荷された黒豚のことをさします。出荷までの肥育期間は一般的な豚より長く、鹿児島の豊かな自然のなかでじっくりと育てられます。黒豚のしゃぶしゃぶは、肉本来の美味しさを味わえる食し方として人気の料理です。
かごしま黒豚の起源は古く、400年程前に琉球(現在の沖縄県)から運ばれてきたといわれ、うまみと甘みがありながらさっぱりしているのが特徴。1990年には生産者を中心とした「鹿児島県黒豚生産者協議会」が設立、1999年には鹿児島県が指定する「かごしまブランド産品」となり、品種改良とブランドづくりが行われています。
国内での評判は国外アジア圏にもひろがり輸出量は増加中。2011年から2016年の5年間で約8倍に増え、53トンを輸出するようになりました。