宇都宮餃子
ニラやネギなどをみじん切りにし、ひき肉と合わせてよくまぜ、塩やこしょうなどで味を調え、小麦粉の皮で包んでつくられる餃子。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子などの種類があります。
宇都宮市で餃子が食べられるようになったのは、第二次世界大戦後に中国に出兵した兵士たちが市内に帰り、中国で食べた餃子を真似て作りはじめたためと伝わります。宇都宮市は餃子の材料となる小麦、豚肉、ニラなどの産地であったことも、餃子が普及した背景にあると考えられています。
現在、宇都宮市は一世帯あたりの餃子購入額が全国トップクラスであることから、餃子の街として日本全国に知られています。
2001年には「宇都宮餃子会」が設立され、「宇都宮餃子祭り」等のイベント開催や「宇都宮餃子マップ」の作成など、県内外に餃子の魅力を伝え続けています。