2023/1/16配信メールマガジンアーカイブ
【Vol.32】地域金融機関が「人材紹介業務」を成功させる秘訣とは? 「営業店担当者のスキルアップ確実!(その1)」
最近、当メルマガの内容を高くご評価いただくことが増えてきており大変感謝しております。
その中でも、地方創生カレッジのQ&Aより「過去メルマガのバックナンバーを、営業店側でも纏めて復習したい!」というリクエストいただきましたので、今回はこれまで2年かけて積み上がった当メルマガのバックナンバーを振り返ってみたいと思います。
(当メルマガの読者は、各地での地域金融機関に従事される、1300名以上の方に拡がっており、その多くが営業店側の皆様となっております)
https://www.chihousousei-hiroba.jp/recruitment/recruitment_NEW_inquiry.html
----------------------------------------------------
1.成約率UP・本業支援強化・関係深化に向けたスキルアップ!!
----------------------------------------------------
■1. 成約率UP・本業支援強化・関係深化に向けたスキルアップ!!
人材紹介業務に携わる営業店側の狙いとしては、フィービジネスとしての成約数、成約率UPのミッションがあるのは勿論ですが、それ以上に人材紹介業務を通した、取引先本業支援や取引先との関係強化の狙いも大変重要かと思います。
それを達成していくためには、人材紹介業務における取引先への最初のアプローチを司る営業店が、現実的で効果的な前裁きをできるようになることが非常に重要になってくると思います。
その考えに共感いただける方々には、当メルマガの以下バックナンバーを御覧いただくことで、明日から実行に移せるエッセンスが何かしら得られると思います。
是非ご参考にしてみてください。
【Vol.1】人材紹介業務で地域企業を支援する意義と効果について考える
営業店の担当者として、単に経営者に「人材ニーズありませんか?」と、取引先に問いかけるよりは「現在の人材市場はこうなっています」や「地方転職の求職者側の動向はこうなっています」、「金融機関の人材紹介は伴走型支援による現実的な本業支援です」等の、具体的な情報を提示しながら「今後の対策を一緒に考えていきませんか?」と持ち掛けることが大変重要です。
これにより人材紹介への関心や信頼を得られるのは間違いないかと思います。
この考えに共感いただける方は、ぜひメルマガ第1弾となったこのバックナンバーをお勧めします。
営業店による現実的で効果的な営業成果が得られることと思います。
【Vol.2】人材紹介業務を通して目指すべき取組体制・支援内容・初期の失敗事例
こちらの内容は当初、本店側で人材紹介業務を主導する部署の方に御覧いただく想定でしたが意外や営業店側の方からの関心も高くあえてご紹介させていただくものです。
内容は3つに分けて書いたのですが、一つ目の「1. めざすべき取組体制(営業店・本店の役割」の中で記載した、本店・営業店の役割分担が両方明示されることで、より営業店側としても、やるべきことが明確にもなったし、遣り甲斐も出たというご評価をいただいたことがありました。
二つ目としては、人材紹介が「正社員」の紹介だけでもない、はたまた「副業兼業プロ人材」の紹介も同時に考えてよい、そして更にそれ以外の選択肢も考慮にいれてもよい、いずれにしても「ヒト」という切り口で整理して経営課題への解決策を考えればよい、という気づきが得られたというところでご評価をいただきました。
3つ目としては、これが一番好評いただきましたが「成功事例を知るのも大事だが、金融機関にとっては失敗事例を営業店が広く知っていることも大変重要」、というところで参考になったとコメントいただいております。
【Vol.3】取引先への初回アプローチ&効果的な営業店との連携
こちらも前号同様、本店側の人材紹介業務担当者向けに作成をしていたのですが、御覧になった営業店側の方が逆に本店側の人材紹介業務担当者に提案をして、営業ツールの改善や最初のアプローチの協議のきっかけとなったと感謝をいただいたことがございました。
この内容をご覧いただくことで営業店側から日頃疑問に思っていることを、本店側に問いかけて改善するきっかけにしていただけると幸いです。
営業店の読者からの反響としては、これまで事業課題レベルでしか、経営課題を共有していなかったことが多かったのに、それを業務課題と人・組織課題に分解することができ、それが課題の深堀ということに繋がるという気づきを得られた、という指摘が一番い状況です。
また課題の解決策を「人」という切り口で常に選択肢を考えることの重要性と、具体的なその選択肢のパターンを把握していることの重要性・必要性について理解が得られたというご指摘も多くありました。
こちらはvol.5の内容で触れた課題の整理についての手法を更に述べたのですが、以下の具体的な内容に反響がありました。
これは本店側の人材紹介担当だから行うべきことというより、事業性評価を行う先には特に必須でやるべきことだ、というご指摘をいただいたのが印象的でした。
・課題を全体的に幅広く棚卸しする
・「事業」「業務」「組織・人」課題を関連させる
・組織図を並べながら質問・討議する
・「組織・人」課題のヒアリングを重視する
・事実を多角的に確認する(現場を視察する)
・事実を多角的に確認する(経営者以外の幹部とも会話する)
・情報(知見・知識)を提供する
こちらの号では、「人材紹介業務は課題解決のための、「ヒト」という切り口での一手段でしかない」、「人材紹介業務が目的化してはいけない」という危機感から作成してみた内容になります。
「ヒト」という切り口での解決策は常に複数あるということ、そしてその選択は各企業がおかれている事業フェーズや業務状況や、人組織状況に照らしながら検討していくということ、また企業内の各種資源状況にも照らすと解決策が変わってくることを、理解できたというコメントを多くいただきました。
いかがでしたでしょうか?
営業店側で積極的に人材紹介業務に取り組まれている担当者の方々の御役たてるよう記載してみましたが、更なる疑問点や質問がわいた場合は、ぜひ地方創生カレッジのQ&Aを、ご利用いただく積極的に御質問を登録いただけますと大変幸甚です。