カマコン導入マニュアル
地域にカマコンを導入するための簡単ガイド
カマコンを自分たちの地域に導入するにはどうしたらいいのか? 準備・企画・運営まで、ステップを追ってガイドします。
準備から実際の運営、会の進行役、プレゼン内容のブラッシュアップなどは、カマコン地域展開チームが、オンラインで、あるいは実際に現地に出向いてサポートします。 その流れをステップを追ってマニュアルとしてまとめました。
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01まずはカマコンを体験!
カマコンを地元でも、というお問い合わせをいただく時に、時々あるのが、説明を聞きたい、視察をしたい、というご要望です。
もちろん、カマコンメンバーや運営メンバーがお話をすることもできるのですが、説明を聞いても今ひとつピンと来ない、そんなことがよくあります。また、カマコンはとにかく一体感のある濃密な場作りを行っているため、参加しないで視察というのはお断りしています。
まず最初にオススメするのは、カマコンの定例会に実際に参加いただくことです。
カマコン定例会は12月を除く毎月第三木曜日の夜19時から開催しています。(2020年2月のみ第三金曜日に変更になります)
初めての方のご参加は事前エントリー制ですので、お問い合わせください。
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02仲間を集めよう
カマコンを体験いただけば、もう地元で開催する!という決意は固まる方がほとんどです。ただ、ご自身がカマコン定例会に参加して、その場のムードと会のテンポの良い流れ、そして高速のブレストのダイナミックさを体験されたことを地元に帰って言葉で説明しても、なかなか伝わりません。
そこでオススメしているのは、次は最低あと二人の仲間を、強引にでもカマコン定例化に連れてくることです。
共通体験した仲間が三人集まれば、周りを巻き込む準備はできたも同然です。二人だとどうしてもお互いに遠慮したり、ボールが間に落ちがちですが、三人だとそうしたこともなくうまく進む、ということを、各地の事例から学んでいます。
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03プレゼンターを探そう
三人いれば、周りを巻き込むことは一人で動くよりも格段に容易です。
次に取り組むのは、運営をサポートしてくれる仲間を増やすこと、
そして、初の地元のカマコン型の会で、自身のチャレンジをプレゼンテーションし、応援のアイデアを募ってくれる、プレゼンターを探すことです。
地域おこし協力隊員をはじめ、地元のNPOや地域活動をしている方、あるいは新たな商売にチャレンジしている方、起業を考えている方など、あなたたち仲間三人の地元のネットワークをフルに駆使するのがこのプレゼンター探しです。
最初は、二人でも三人でも大丈夫です。
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04日程と会場を決めよう
プレセンター探しと並行して、初回の日程と会場を決めて行きます。
プレゼンター探しや会場探しのスケジュールには慌てずに十分に余裕を持って進めて行きましょう。大方のケースで、自分たちが言い出しっぺで誰にも頼まれていないし誰にも約束しているわけでもありませんから、いつまでにやらなければならない、と焦る必要はありません。
会場は、初回はなるべく会場費がかからないか少額ですむ場所を探すのが得策です。
日程が決まったら、カマコンの地域展開チームにご連絡ください。
本番までの準備のスケジュールをサポートしつつ、本番にカマコンからサポートに駆けつけるメンバーの調整を行います。
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05当日までのチーム作りが肝心
当日に向けての準備で重要なのは、プレゼンターとの事前のプレゼンの練習会です。カマコンでは「0次会」と呼んでいます。
リハーサルと呼ぶと、堅苦しく緊張が高まってしまうのですが、本番に向けての練習会なので、プレゼンはまだ荒削りでも大丈夫です。
本番の1〜2週間前に設定することをオススメしています。
カマコンメンバーがビデオ会議で参加して、0次会の進行をサポートします。まずは、プレゼンターの勇気と情熱を全面的に称えて、その後にもっと良くなるための知恵をお互いに出し合います。
何より重要なのは、プレゼンター同士がお互いをたたえあい、励まし合うチームになることです。カマコンはプレゼンの出来を競う合う場ではなく、ともに応援し合う場であることを、この0次会で体現します。このプレゼンターと運営メンバーが一つのチームになって、当日を迎えることが、初回の成功の最大の秘訣です。
カマコン型地域活動は、アイデアを出すうちに仲間になっていくのが最大の効能です。プレゼンターのプロジェクトの応援を通じて、声をかけたら力を結集できる仲間のつながりを地域に育むことができます。焦らずに集まった仲間のペースで活動を続けていくことが仲間を育む一番の秘訣です。
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