地域振興に打ち出の小槌はなく、各地域の方々が自立型の産業を興す努力にこそ解決の光があります。

十数年にわたり、過疎地の地域建設会社が、業種をこえて農林水産業と連携し、新事業に挑戦してきています。

　地域建設会社が複数の本業を持ち、社会基盤の守り手として、地域の雇用の支え手として頑張っています。 この道は平坦ではありませんでしたが、これを目指した建設会社の多くが、地域にとって必要とされる企業 となっています。過疎地の再興の中核となった会社もあります。

　「建設業と農林水産業の連携シンポジウム」は、２０１５年２月に「建設帰農と林建協働の十年の歩み」 をテーマに初回を開催し、その後、隔年で開催しています。

　このたびは３回目として、「過疎地の再興を目 指して」をテーマに、6 社から事例を発表していただきます。

　過疎地の再興のために何が必かについても、 真剣に議論したいと考えています。