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ifLinkシリーズ第4回:厚労省の接触確認アプリ「COCOA」とifLinkアプリ「AntiCluster」
ifLinkオープンコミュニティ ディレクター吉本 | 2020-07-17 14:11:10
6月19日に厚生労働省から新型コロナ接触確認アプリ「COCOA ver1.0.0」がリリースされました。(7/13(iOS版)、7/14(Android版) ver1.1.2リリース)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
※私はCOCOA開発関係者ではありません。正確な仕様情報は上記のリンクから閲覧できるようなっています。
■厚労省の接触確認アプリ「COCOA」とは
COCOAという名称は、Contact(接触) Confirming(確認) Application(アプリ)の頭文字を取って付けられたものです。COCOAは自分が過去14日間に「接触」した人の中に陽性者がいたことがわかったときに、その情報を通知してもらえるアプリです。
コロナの感染拡大で怖いのは、無症状感染者との接触をどこでしているかわからないということです。このアプリを入れると、接触履歴がスマートフォンに保存され、過去に接触した人が陽性だったことが分かった時、通知が届きます。通知が来たらすぐに自分も検査を受けることで感染拡大を防げますし、通知がなければ、一定の安心感を得られます。
■「接触」とは?
COCOAでの「接触」は次のように定義されています。
1メートル以内、15分以上の他のアプリユーザーとの接触は「接触」として記録されます。
至近距離で長時間いっしょにいた場合が「接触」として記録されます。握手やハグや、同じ皿の共有などの接触は記録されません。あくまで距離と時間での判定ということになります。
◇近接者カウント機能は無し
前情報では接触確認アプリに近接者カウント機能も搭載されると聞いていたのですが、今回のリリース版には盛り込まれなかったようです。「陽性者との接触確認」という目的に絞ったリリースになっています。
◇大多数への普及が重要
このアプリは、アプリ同士が通信する仕組みなので、大多数の人がインストールしてくれないと機能しません。人口の6割以上をカバーしないといけない、という説もあります。少なくとも、外出が多く、たくさんの人と接触する可能性のある人はインストールしてもらいたいですね。
■COCOAとifLink AntiClusterとの違いは?
私たちがifLinkオープンコミュニティで試作しているAntiClusterとの違いについて、今回のCOCOAのリリースを踏まえて、下記のようにまとめてみました(画像参照)。
<COCOA>
機能: 陽性者との接触を知る
目的: 感染拡大防止
有効化:大多数のインストールが必要
<AntiCluster>
機能: 近接者をカウントしてグラフ表示
目的: 個人の意識を高める
有効化:自分がインストールすればすぐ使える
COCOAは陽性者との接触の履歴を知ることで、感染拡大を防止することが目的のアプリです。AntiClusterは、自分が近接した人の数をカウントしてグラフで見えるようにすることで、個人の3密回避の意識を高めるのが目的のアプリです。COCOA機能を補完しながら、さまざまな個人や産業の現場で使ってもらえるアプリになればと考えています。
■ダウンロードはこちら!(再掲)
ifLink AntiClusterはifLinkオープンコミュニティで試作しているアプリです。ご試用をされたい方は、こちらからダウンロード可能です。ページトップのQRコード画像もご活用ください。
https://github.com/ifLink-AntiCluster/AntiCluster/tree/master/SampleApplication
※オープンソース化していますので、機能拡張、改善にご協力いただける開発者の方大募集中です。
※現時点ではAndroid版のみとなっております。iOS版を開発して下さる方も募集中です!
■ifLinkオープンコミュニティ(iLOC)
ifLinkオープンコミュニティでは、新型コロナ対策部会で、新型コロナに関わるさまざまな社会課題に対して、企業、学生、団体が集まって解決策を発案、試作、実証する活動を行っています。
記事を読んで下さったみなさんも、ifLinkオープンコミュニティへの参加をぜひご検討ください!
https://iflink.jp/
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
※私はCOCOA開発関係者ではありません。正確な仕様情報は上記のリンクから閲覧できるようなっています。
■厚労省の接触確認アプリ「COCOA」とは
COCOAという名称は、Contact(接触) Confirming(確認) Application(アプリ)の頭文字を取って付けられたものです。COCOAは自分が過去14日間に「接触」した人の中に陽性者がいたことがわかったときに、その情報を通知してもらえるアプリです。
コロナの感染拡大で怖いのは、無症状感染者との接触をどこでしているかわからないということです。このアプリを入れると、接触履歴がスマートフォンに保存され、過去に接触した人が陽性だったことが分かった時、通知が届きます。通知が来たらすぐに自分も検査を受けることで感染拡大を防げますし、通知がなければ、一定の安心感を得られます。
■「接触」とは?
COCOAでの「接触」は次のように定義されています。
1メートル以内、15分以上の他のアプリユーザーとの接触は「接触」として記録されます。
至近距離で長時間いっしょにいた場合が「接触」として記録されます。握手やハグや、同じ皿の共有などの接触は記録されません。あくまで距離と時間での判定ということになります。
◇近接者カウント機能は無し
前情報では接触確認アプリに近接者カウント機能も搭載されると聞いていたのですが、今回のリリース版には盛り込まれなかったようです。「陽性者との接触確認」という目的に絞ったリリースになっています。
◇大多数への普及が重要
このアプリは、アプリ同士が通信する仕組みなので、大多数の人がインストールしてくれないと機能しません。人口の6割以上をカバーしないといけない、という説もあります。少なくとも、外出が多く、たくさんの人と接触する可能性のある人はインストールしてもらいたいですね。
■COCOAとifLink AntiClusterとの違いは?
私たちがifLinkオープンコミュニティで試作しているAntiClusterとの違いについて、今回のCOCOAのリリースを踏まえて、下記のようにまとめてみました(画像参照)。
<COCOA>
機能: 陽性者との接触を知る
目的: 感染拡大防止
有効化:大多数のインストールが必要
<AntiCluster>
機能: 近接者をカウントしてグラフ表示
目的: 個人の意識を高める
有効化:自分がインストールすればすぐ使える
COCOAは陽性者との接触の履歴を知ることで、感染拡大を防止することが目的のアプリです。AntiClusterは、自分が近接した人の数をカウントしてグラフで見えるようにすることで、個人の3密回避の意識を高めるのが目的のアプリです。COCOA機能を補完しながら、さまざまな個人や産業の現場で使ってもらえるアプリになればと考えています。
■ダウンロードはこちら!(再掲)
ifLink AntiClusterはifLinkオープンコミュニティで試作しているアプリです。ご試用をされたい方は、こちらからダウンロード可能です。ページトップのQRコード画像もご活用ください。
https://github.com/ifLink-AntiCluster/AntiCluster/tree/master/SampleApplication
※オープンソース化していますので、機能拡張、改善にご協力いただける開発者の方大募集中です。
※現時点ではAndroid版のみとなっております。iOS版を開発して下さる方も募集中です!
■ifLinkオープンコミュニティ(iLOC)
ifLinkオープンコミュニティでは、新型コロナ対策部会で、新型コロナに関わるさまざまな社会課題に対して、企業、学生、団体が集まって解決策を発案、試作、実証する活動を行っています。
記事を読んで下さったみなさんも、ifLinkオープンコミュニティへの参加をぜひご検討ください!
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