- 地方創生カレッジ講座情報
地方創生カレッジ研修 第三回目を実施しました
日本観光振興協会 観光地域マネジメント担当 | 2021-02-08 17:18:33
研修名:「地方創生カレッジfor観光人材 コロナの時代を生き抜く観光地経営戦略を再考する」第三回目
開催日時:2021年2月3日(水)13時30分~16:00
開催場所:オンライン上(Zoom使用)
第三回目の今回は、以下の流れに沿って研修を実施いたしました。
1.グループワーク
今回の研修はグループワークからスタートしました。事前に提出いただいた提案シートをもとに受講生一人一人から発表していただきました。発表いただいた後は同じグループの受講生から質問、コメントをいただくという流れで行いました。
提案シートは以下のように体系立てて今後の戦略を考えられるようになっています。
【0 20年後の地域の目指すべき姿】
【1 目的の設定】
① 旅行目的と市場
② ターゲットとなる旅行者、その属性など
③ 旅行の形態
④ 競合する地域(市場)
【2 目的に到達するための目標の設定】
① 情報発信
② 経済効果
③ 受入態勢
④ 適正許容量
⑤ 事業への賛同数
⑥ 体験プログラム等
⑦ 域内交通
【3 必要な調査の実施、コロナ禍での気づき】
【4 提案内容】
【5 事業計画】
【1 目的の設定】の部分では、三世代の家族をターゲットとしワーケーションや国内英語留学などを組み込んだ旅行の形態などが提案されました。また、都心に近く長期滞在が見込めない地域では、あえて旅行ではなくコワーキングスペースを提供することや、多国籍である地域特性を生かし多様なコミュニケーションを生む場所の設定を検討していることが紹介されました。
また、【2 目的に到達するための目標の設定】の部分では、②経済効果で見込んだターゲット層が家族であることに対して質問があり、講師からは家族をターゲットとするならばショッピングセンター等の商業施設との連携は欠かせないというアドバイスがされました。
2.全体プレゼン
ここでは、それぞれのグループの代表者お一人からご自身の提案シートの内容を発表いただきました。その後そのグループの講師から他メンバーの提案シートの内容について等を補足説明し、質疑応答の時間を取りました。
あるグループの代表者の地域では、サスティナブルツーリズムを柱に、地域の里山景観や古民家、豊かな自然を主要コンテンツとして、旅行商品の提供を検討しています。それに対して別のグループの受講生から「里山がない地域に住む人からするとその景観だけでも非日常で憧れがある。訪れる際にはぜひ地元の人たちと触れ合う機会を作り、たとえば地元の料理をふるまってもらうなどの体験があるとなおよい」というコメントをいただきました。
このように、日本全国様々、事情も異なる地域から受講者が集まっているため多様な事例や地域の悩みに触れ、新たな発見があることも本研修の醍醐味であるといえます。
いよいよ最終回となる第四回目研修は、2月16日(火)を予定しております。
<お問い合わせ>
公益社団法人日本観光振興協会
観光地域づくり・人材育成部門
観光地域マネジメント担当 岩本・月性
kokunai@nihon-kankou.or.jp
開催日時:2021年2月3日(水)13時30分~16:00
開催場所:オンライン上(Zoom使用)
第三回目の今回は、以下の流れに沿って研修を実施いたしました。
1.グループワーク
今回の研修はグループワークからスタートしました。事前に提出いただいた提案シートをもとに受講生一人一人から発表していただきました。発表いただいた後は同じグループの受講生から質問、コメントをいただくという流れで行いました。
提案シートは以下のように体系立てて今後の戦略を考えられるようになっています。
【0 20年後の地域の目指すべき姿】
【1 目的の設定】
① 旅行目的と市場
② ターゲットとなる旅行者、その属性など
③ 旅行の形態
④ 競合する地域(市場)
【2 目的に到達するための目標の設定】
① 情報発信
② 経済効果
③ 受入態勢
④ 適正許容量
⑤ 事業への賛同数
⑥ 体験プログラム等
⑦ 域内交通
【3 必要な調査の実施、コロナ禍での気づき】
【4 提案内容】
【5 事業計画】
【1 目的の設定】の部分では、三世代の家族をターゲットとしワーケーションや国内英語留学などを組み込んだ旅行の形態などが提案されました。また、都心に近く長期滞在が見込めない地域では、あえて旅行ではなくコワーキングスペースを提供することや、多国籍である地域特性を生かし多様なコミュニケーションを生む場所の設定を検討していることが紹介されました。
また、【2 目的に到達するための目標の設定】の部分では、②経済効果で見込んだターゲット層が家族であることに対して質問があり、講師からは家族をターゲットとするならばショッピングセンター等の商業施設との連携は欠かせないというアドバイスがされました。
2.全体プレゼン
ここでは、それぞれのグループの代表者お一人からご自身の提案シートの内容を発表いただきました。その後そのグループの講師から他メンバーの提案シートの内容について等を補足説明し、質疑応答の時間を取りました。
あるグループの代表者の地域では、サスティナブルツーリズムを柱に、地域の里山景観や古民家、豊かな自然を主要コンテンツとして、旅行商品の提供を検討しています。それに対して別のグループの受講生から「里山がない地域に住む人からするとその景観だけでも非日常で憧れがある。訪れる際にはぜひ地元の人たちと触れ合う機会を作り、たとえば地元の料理をふるまってもらうなどの体験があるとなおよい」というコメントをいただきました。
このように、日本全国様々、事情も異なる地域から受講者が集まっているため多様な事例や地域の悩みに触れ、新たな発見があることも本研修の醍醐味であるといえます。
いよいよ最終回となる第四回目研修は、2月16日(火)を予定しております。
<お問い合わせ>
公益社団法人日本観光振興協会
観光地域づくり・人材育成部門
観光地域マネジメント担当 岩本・月性
kokunai@nihon-kankou.or.jp
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